第86回目・7月16日「お出かけの思い出」

Hello! NEW 新居浜FM78.0で放送中の「ココロ音ラジオ和音」
この番組は皆さまからお寄せいただいた「子どもの声」と「大人の思い」を「和音」にしてお届けします。
進行・プレゼンター 山本清文 ディレクター・乗松佳洲彦

テーマ「お出かけの思い出

子どもの頃、お出かけしたあの時の思い出話をお聞かせいただきました。

サンダルチアさん

生まれて初めて買ったスーツを着て会社に出掛けた社会人一年生の時。ネクタイ締めて、鏡の前で髪といて。「はよせな遅れるよ!」って母に言われて慌てて家を飛び出しました。路地に響く、コッコッコって革靴の音は今でもハッキリ覚えています。あの時は何か生まれ変わったような気がしましたが、ただの気のせいだったんだと思います。(笑)

あんぶん姫さん

小学校の時、バスでそろばん塾に行っていました。友達人で池田のバス停から外山のバス停まで乗って、いつも背の高い優しいお兄さんの車掌さんが乗っていて、お話したりカバンを触らせてもらったりして楽しかったです。考えたら外山のバス停までは停留所が個ぐらいのすぐそこだったんですが、子供の頃はもっと長い時間乗っていた気がします。

キメツの八重歯さん

おめかしして、お出掛けしたのは、小学校の時の学芸会。出し物は白雪姫。当時白雪姫役の私は、みたことのない青いドレスを着て母と一緒に小学校へ近所のおばちゃんに「あらまぁどこいくん?」ってニコニコ手を振って送ってくれたのを覚えています。あの頃ビデオとかあったら録画してて今でも見れたのかなぁ。体育館でみんなで撮ったちっちゃい写真しか残っていません。近所の人はなにごとかと思ったでしょうねぇ。(笑)

真水の妖精さん

我が家は自営業だったため、あまりお出かけはできませんでした。同級生は、夏休みお婆ちゃんの家に行くとか、普段のお出かけよりも、ちょっと遠出の予定があって羨ましかったです。なぜ、うちのお婆ちゃんは近所に住んでいるんだ、と思い「お婆ちゃん、引越ししてよ」と言ったこともありました。(笑)
ある日、父の車で出かけたときのこと。車内で流れたある曲が、鮮烈に心に刻まれました。
「し
らなちを歩いて遠くへ行きい」
この曲。大人になった今でも、どこかお出かけしたいなあと思った時に、必ず脳内で再生されるようになりました。


それゆけ!とぼきちさん

初めての夜のお出かけは、小学校低学年くらいだったかしら?親戚のお家でごちそうになり、次、街へ行くと言うおじさんたちが、わたしたち子供三人も連れて行ってくれることになりました。そこは喫茶店でした。初めての喫茶店は、ムード音楽が流れていました。大人はビールやウイスキーでわたしたち子供は、クリームソーダ。薄暗いお店で緑色のメロンソーダは、少し大人になった気分でした。が、隣が醤油屋さんなので、室内は少し醤油の匂いがしていました。(笑)が、その喫茶店も醤油屋さんも、それからまもなくなくなりました。
醤油の匂いと共に懐かしい思い出です。(笑)

こうくん

子どもの頃、我が家はそれはそれはど田舎で、集落の一番奥。「ちょっとその辺」は山か田んぼか畑しかありませんでした。国道に出るまでの道路は、車一台がやっと通れるくらい。家の近所は舗装すらされていない土の道。これが、脇道などが全くなくて、学校に行くのも、お出かけするのも、国道に出るにはその道を通るしかないのです。
雨上がりには、靴はドロドロで道の上でヘビやカエルが死んでるし。ある時期にはクズの葉の裏側にびっちりと整列した何かの黄色い卵が、プツプツと付いてるのを見るのが最高にイヤでした。
良いことは何一つ覚えていないのですが、多分、今その道通ったらきっと懐かしくて泣いちゃうんだろうな・・・(笑)

渚のハルマキーさん

うちの家は、小学校年まで、長屋だったので、両隣り件つづきの家で、どこ行くのも、家を出ると「どこ行くん?」「うん。神社」とか「文具屋さん」とか、大体誰かと出会うので、行き先を云って出かけてました。なので、その長屋に住んでる人たちは、ご近所さんというよりはどこか共同生活している様子で、何かの祝い事といえばその家に集まり宴会したり、夏場高校野球が始まるとうちのテレビでおいちゃんおばちゃんが歓声あげたりしてました。懐かしいなぁ

あんこさん

うちのお婆ちゃんは、お茶目な人でした。ちょっと近所に用事があるときでも「ちょっと隣の星まで行ってくるわ」とか、「帰りは再来年になるかもしれん」
などと言ってみたり「探さないでください」とふざけすぎたメモを残してることもありました。私も言ってみたいんですけどね。旦那や子どもたちに。冗談が通じない我が家では無理そうなので、心の中で言うに留めています。
「お母さんは、いつ帰るか分かりません。みんな元気でね」とかね。

林檎るーぷさん

私は、雨の日のお出掛けが好きでした。黄色いくまの絵の長靴が履けるからです。お気に入りの長靴履いて、傘さして母さんと一緒に近所のお店屋さんまで。ピッチピッチちゃっぷちゃっぷって歌がありましたが、ほんとにそんな気分。水たまり見つけては足つけるのがとても楽しかった。

身の上陽水さん

高校生の時、私は両親に黙って大阪まで歌のコンテストへ出かけました。母にも内緒で買ったギター一個かかえて、夜そっと家を抜け出して関西フェリーで大阪まで。心細かったなぁ。初めて一人で乗ったタクシー。夜出航のフェリー。ギターケースの上に毛布を敷いて寝たのを覚えています。結果は惨敗でしたが一泊二日の冒険旅行。両親はこのこと知ってか知らずか一度も聞かれたことなかったけれど、今思えばちゃんと云って、ちゃんとお見送りして貰ってたら結果は違ってたのかなぁ・・・なんて。

姫路のいちごみるくさん

私は子どもの頃体が弱くて、学校も度々休みがちでした。近所から「いってきまぁーす!」と聞こえてくる元気な声がいつも羨ましかったです。なので、お天気のいいお休みの日に、母と一緒にお出掛けするのはとても嬉しかった。ちょっとそこまでお買いものに出掛けるのも、私には遠足のようなもの。
「あら。今日はお母さんとどこいくの?」って聞かれると、嬉しくなって大きな声で「えとねー!」って言ってたと思います。
そういえば、近頃近所で余り聞かなくなりましたね。「何処いくの?」って。

セレンさん

白いタイツ。紺色の別珍の大きな白襟のワンピース。
足の甲のところにベルトがある、ホックでパチッと止めるピカピカの靴。
「母ちゃん、どこ行くの?」幼い私にも察しはついていた。
「大丸よ。お菓子買ってあげるよ」
当時、母は見るだけの楽しみが今はわかる。

笑い孟さん

うちで、お出掛けといえたのは、年末船に乗って実家に帰る時と、年に一回か二回家族で旅行した時くらいかなぁ。旅行先のことは余り覚えてないんだけど、車に荷物いっぱい積み込んで、みんなでよそいきの恰好して、笑ってる。てのが何処となく記憶に残っています。あと、帰りはいつも夜遅くで、車の中で兄弟と一緒に重なり合って寝たのがとても楽しかったです。

隣のきぬちゃん

小学校の頃から、お出掛けする時はいっつもバタバタしてました。
「ハンカチはぁ!」「体操服持ったぁ?」「お弁当忘れとるがね」
毎朝のようにチェックを欠かさない母は偉大でした。今はもう聞こえないあの声。懐かしいなぁ。
未だに、お出掛けする時はバタバタします。「あ!鍵が」「携帯が」と。
「ほんとに騒がしいなぁお前は!」と主人の声。どうやらこの性格は直らないようです。

夏色の空さん

子どもの頃、お出掛けといえば近所に住んでた友達人と。学校から帰ると玄関先でランドセルポンっと置いて、靴も脱がずにそのまま「行ってくるねー!」と言っては出かけました。
「ちゃんとカバン片づけんかねぇ」とかあちゃんの声がして。
あの頃は、そこら中野原があって、川があって、何して遊ぶ?ってこともなく、走り回っていた気がします。で、暗くなって家に帰るとご飯が出来てて。ほんと。そんな幸せなことある?思い出すと涙出そうです。(笑)


お届けした曲

番組テーマ曲:カネコアヤノ「布と皮膚」
エンディング曲:ちさ&ぷるんとろん合唱団「オムライスのうた」

・平浩二「バスストップ」
・井上陽水「ビューティフルワンダフル・バーズ」
・小野リサ「遠くへ行きたい」
・パーシーフェイスオーケストラ「夏の日の恋」
・ハンバートハンバート「道の標べに」
・井上陽水「FUN」
・Bobby Hebb「Sunny」
・オー・シャンゼリゼ 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団
・サカナクション「新宝島」
・大橋トリオ「Be There feat.Bonnie Pink」
・セイリング_ロッド・スチュワート
・ユニコーン「晴天ナリ」
・アイナ・ジ・エンド「宝石の日々」

予告編:テーマ「お出かけした思い出

・ザ・ジャガーズ「君に会いたい」
・山口百恵「ロックンロール・ウィドウ」


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