Hello! NEW 新居浜FM78.0で放送中の「ココロ音ラジオ和音」
この番組は皆さまからお寄せいただいた「子どもの声」と「大人の思い」を「和音」にしてお届けします。
進行・プレゼンター 山本清文 ディレクター・乗松佳洲彦
テーマ「忖度しました」
今でも心に残る先生との思い出をお寄せいただきました。
身の上陽水さん
子どもの頃、近所にめちゃくちゃ恐いおじさんが居ました。普段何もない時はいいのですが、怒り出すとそれはもう手がつけられないと思うほど…。私も何度か怒鳴られたことがありますが、そこまで怒鳴られること、何悪さしたのかなぁ…。その理由については未だに不明。なので、そのおじさんを見かけると、いつもニコニコ「よい子」になってる自分が居ました。(笑)
サンダルチアさん
僕は、3人兄妹の長男。随分大事に育てられたと記憶していますが、妹や弟が生まれた時から、「欲しいものはないの?」と聞かれて、「ううん。べつに…」と云うようになった。それほど裕福な家庭ではなかったのも分かっていたし何かにつけ、3人分…と思うと子どものくせにきっと気を使ったんだと思います。だからといって特にひねくれることもなく成長できたのは、ひとえに、とても優しかった両親のお陰だと思います。
姫路のいちごみるくさん
中学の頃、部活でバレーをしてました。監督の先生はとても厳しい人でしたが、地区大会で勝った時の先生の嬉しそうな笑顔が忘れられません。あの後、キツイ練習にも根を上げず頑張れたのは、きっと先生あの笑顔をまた見たかったからかなぁ…。今思うとそんな気がします。誰かの嬉しそうな顔。何よりのご褒美だったんだと思います。
真水の妖精さん
中学生の頃、クラスに陰で「女王」と呼ばれる女子がいました。
女王だけあって、美人でしたね。普通は「マドンナ」と呼ぶのでしょうが、彼女はまさに女王様。テスト中、問題を解き終えたら教卓まで回答用紙を持って行くのですが、彼女が出す前に持って行く人が居た日は、女王様は一日中不機嫌になるんです。この女王が不機嫌になる理由はいつも謎で、回答用紙を提出する順番について気がつくのには、数ヶ月かかりました。(笑)
こんな風に書くと、とても嫌な感じの女子だと思われそうですが私たちの女王は、とても人気者でした^^
牧場むすめさん
私たち家族は、父以外はみんな甘い卵焼きが好き。でも、みんなが父に合わせて塩辛い卵焼きを食べていました。父が出張の日、甘い卵焼きをいつもより多めに作ってくれた母。いつも出張の日を心待ちにしていたのは内緒です。
親も子も、ちょっとした気遣いをして円満に暮らしてたような気がします。
笑い孟さん
小学校の頃かなぁ…。先生が僕を子ども扱いする態度が気に入らなかった。大したことでもないのに大げさに褒めてみたり。褒められれば褒められるほど勉強するのが嫌になって「この子はやれば出来る子やのに何でですかねぇ…」と親に言って居たのを何気に覚えている。「褒めたら喜ぶ子どもばっかりやないんや」
今思えば、先生なりの気遣いだったに違いないのだが、こちらはこちらで、先生に気を使えるほど大人やなかったって事でしょう。(笑)
セレンさん
ばあちゃんが作ってくれたおかずは、文句一つ言わずに黙って食べた。父ちゃんが帰ってきたら、お風呂の薪を2本加えた。母ちゃんのこめかみに白いものが貼られたら、近づかないで自分の部屋で勉強をした。
兄ちゃんは絶対に起こさない。目配り気配り心配り。
全部自分のためだった。
大洲のリツローさん
幼稚園の記憶って、ほとんど無いけれど、残っている記憶があるとすれば、それはほぼ嫌な記憶。中でも、給食を食べ終わるまで遊ぶことも、家に帰ることも許されなかった記憶。
美味しいと思ったことの無いあの頃の給食。マーマレードジャムが大嫌いなのに、先生がそれをパンに塗りたくり「はい!飛行機が飛んできましたよ。あら?お口が開いてない、飛行機が入れませんでした。」「はい!また飛行機が帰ってきましたよー。お口が開いてないと帰れませんよー!」
この繰り返しです。
ここで口を開けなければ、自分が家に帰ることができない。それどころか、この先どうなることかわからない。とまで考えた。先生の気持ちをおしはかって、死ぬ気で口を開けた。
忖度とは、他人の気持ちをおしはかること。
記憶の中のいちばん古い、自分が忖度した思い出。
地獄のような思い出。
若葉のトロさん
ココロに手を当て、相手の気持ちを推し量る。そんな器用なことしてたかなぁ子どもの頃に。と、思っていましたが、ようく考えてみるとやってました。私が良い子になる時期が必ずあったのです。それは誕生日月の3月と12月。いい子にしてたら素敵なプレゼントが貰えると思い、普段やりもしないお手伝いを頑張ってみたり、部屋のお掃除してみたり。(笑)結果いいもの貰えたかどうかはわかりませんが、やってたやってた。褒められるというよりは、怒られないように…。
それゆけ!とぼきちさん
子供の忖度
息子が幼稚園の年長さんの時に、先生が、迎えに行ったわたしを呼び止めました。「この前、〇〇くん(息子)が話してくれたんですが…お家で一番エライのは、おじいちゃん、次はおばあちゃん、その次がお父さんに、お母さん、そして僕、最後が妹なんよ!と。お母さんが教えておられるのですか?素晴らしいですね」と。
えっ?!誰もそのような事を教えてはいません(笑)息子が、小さいなりに家族を見て、この順番だと感じて、これが上手く行く!と思ったのでしょう。自信満々で話していたそうですから。忖度とは違うかもしれませんが…(笑)
皆さんのお話、凄く楽しみにしています(〃’▽’〃)
きめつの八重歯さん
うちは両親共働きで、朝早くから夜遅くまで働いていました。忙しい時期には徹夜もしたり。なので、家事は兄弟で出来ることは分担してやってたり、仕事も小さな頃から手伝ってみたり。その環境のせいか、誰に云われたでもなく、教わったでもないのに「親に迷惑をかけちゃいけない」特に心の中で唱えてた訳ではありませんが、不思議とそんな風に思っていたと思います。人は親の背中を見て育つといいますが、本当にその通りだと思います。
あんぶん姫さん
小学校の時、3つ上の姉と誕生日が2日違いだったので母さんが面倒だったのかお誕生日会を一緒にしてくれていました。
姉の友達に怖いおねぇさんがいて私と友達はあまりはしゃげなくておとなしくしていた記憶があります。友達にも気をつかわせたよなー、もっとうちらだけで楽しみたかったなあ
ケンケンさん
気をつかわないこと。それが家族だと思っています。それは子どもの頃から感じていた私の家族像。言いたいことは言うし、やりたいコトはやるし。それが出来ないようではちょっと哀しい気がする。でも、小学校の頃母がやっていた編み物教室に通ってくるお姉さんたち?おばさんたち?にはちょっといい子で居た気がする。知らない人が来るので恥ずかしかったのもありますが、今思い返してみるとあれは私がいい子に見えると母が喜ぶと思っていたんだと思います。山本さんの云ってた
「親が喜ぶと嬉しい」って気持ちよく分かります。それは今親になって、子どもの喜ぶ顔を見てるとよくわかります。なので忖度って愛情の種なんじゃないかなぁ…なんて思ったりもします。
《番組にお寄せいただいた感想》
あんぶん姫さん:そういえば私の顔みるといつも追いかけてくるおじさんおったあ。母さんは逃げるのが面白いけんよーって言よったけど本気で怖かったあ。
後藤道則さん:まあねぇ。子供の頃にも暗黙の了解っていうのがあったりしたから。後で考えたら微笑ましいのならまあ問題ないかもしれません…。
声の出演
おとな:かぎやま なつき さん、とくに ひさこ さん、かんだ ゆり さん
子ども・しょうじろう くん
お届けした曲
番組テーマ曲:カネコアヤノ「布と皮膚」
エンディング曲:ちさ&ぷるんとろん合唱団「オムライスのうた」
・斉藤和義「ダーリング」
・レイ・チャールズ「愛さずにはいられない」
・奇妙礼太郎「大事な話」
・One Direction「History」
・スーパー・バター・ドッグ「セ・ツ・ナ」
・浜田真理子「ちょっとひとこと」
・井上陽水「白いカーネーション」
・二階堂和美「あなたと歩くの」
・Norah Jones「Shoot the Moon」
・THE CHARM PARK「Fly Free」
・松崎ナオ「川べりの家」
・手嶌葵「テルーの唄」
・桑田佳祐「僕のお父さん」
・GLIM SPANKY「話をしよう」
予告編:テーマ「先生」
・手嶌葵「ミス・ライムの推理」
・サカナクション「宝島」
番組ではココロの声を募集しています
- お子さんの笑い声、歌、お話など、ボイスメールにてお寄せください。動画でもご投稿いただけます。(こちらで音声のみを抜き出します)
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