第74回目・1月29日「学び」

Hello! NEW 新居浜FM78.0で放送中の「ココロ音ラジオ和音」
この番組は皆さまからお寄せいただいた「子どもの声」と「大人の思い」を「和音」にしてお届けします。
進行・プレゼンター 山本清文 ディレクター・乗松佳洲彦

テーマ「学び

バラのつぼみさん

人生半世紀。学んだことは数々あるけど、今一番役立ってるのはやっぱり、部活を通して「我慢強く粘ること」が身についたことだと思います。大人になってからも、やなこと、大変なこといっぱいあるけど、我慢強く粘る!この鎧を身に纏ってるから、あと一歩のところで踏ん張れるんだと思っています。

スナフキンさん

学んだと言えば、小中高の10年間。相当な知識を教わったハズ。途中から受験のための勉強に変わり、必死で頭に詰め込んで…それなりの成績も修めたつもり。ですが、今思い返してみると何ひとつ覚えてないのかも。(笑)唯一役に立っているとすれば、買い物の時にする簡単な足し算引き算くらい。英語が喋れる訳でもなく、その後博士になった訳でもなく。強いていえば、人付き合いの仕方や、世の中根回しが大切だということ…。そんな事が私の場合ずいぶんな学びになっていそうです。

兵庫五国の北条早雲さん

学んだことは暗記の仕方。
社会の日本史や世界史といった歴史ものは他の教科と比べても暗記量が多い。ノートに青ペンで用語をびっしりと書き殴ります。
出来たら声に出して読むのも良し、不思議と記憶に残る。ちなみにこれ、中学時代に数学の先生から教わったのです。

ひとりの時間さん

子供のころうちのトイレの壁にひらがなとカタカナのあいうえお表が張られていました。次に道路標識のポスター、そしてアルファベット表といろいろな物が張り替えられ私は知らず知らずにトイレでらくらく学習していたのでした。

キメツの八重歯さん

学びで思い出しました。寿限無です。
図書館で読んだ寿限無の話が忘れられず
ずっとブツブツ言いながら必死で暗記してました。ひょんなことから、私が寿限無を覚えようとしているのが担任にバレた時のことです。
「みんなは頑張って九九を覚えているのになんでや!」と、みんなの前で怒られてしまいました。そんなことで怒られるとは想像もしておらず、ややパニックになった私はすでに覚えていた九九を超早口で言い切り、ついでに覚えたての寿限無まで披露してしまいました。寿限無はもう忘れてしまったけど、この出来事は忘れられない「苦いけど懐かしい思い出」です。

あんぶん姫さん

中学の時、グランドであった朝礼で、校長先生が言ったあのことば「言い訳は失敗を成功に導かない」その言葉が妙に心にささり、それからは何かのたびに先生の言葉を思い出し、言い訳をしないようにしています。たぶん。
そして、言い訳をしないほうがラクだ!ということも学びました。

身の上陽水さん

学び…でいうと僕の場合、振り返るとなぜか誰かに教えている記憶の方がずっと多い気がします。
中高のブラスバンド部。生まれて初めてのトランペット。教わったこともたくさんあると思いますが、ふと記憶に蘇るのは誰かに教えているシーンばかり。高校にあがってギターを習い始めた時もそうです。これは基礎からしっかり覚えたいと思い、地元のサークルに入った時も「じゃぁとりあえず弾いてみて」と言われて、自分なりに頑張って弾いた初日「すごいねぇ。来週からみんなに教えてくれる?」いや。僕は教わりに来たんだけども…。(笑)
そんなこんなを繰り返す中、本当にやりたいことは自己学習に限る!ということを学んだ。

釜じいさん

子どもの頃、とにかく宿題が嫌でした。小学校のころは、どうやって言い訳するかそれが日々のテーマだったかも知れません。(笑)「おなかが痛かった」
「家の手伝いをしてた」「えんぴつが折れた」まぁ。何を言っても親も先生も納得はしてくれません。中学に入るころには、随分開きなおって、「このガーガー言われる時間さえ過ぎれば」なんて思ってましたが、結局のところやっていないものは何れやらなくてはいけなくて、そのうち一つの学びに到達しました。
「日伸ばししても意味はない」これが私が学生時代学んだことです。

牧場むすめさん

中学生の時、学年全体で「数学の成績が悪い」という理由で、テストの前に、テスト内容とほぼ同じのプリントを配って、なんとかしようとした吉田先生。
それを何度か繰り返したのち、学級委員に「それじゃあテストの意味ないです」と指摘され、顔を真っ赤にして言い訳していた吉田先生。
2学期にはいなくなってしまったけど、私たちは、2学期からの先生に最初からやり直し授業をしてもらいなんとか1学期の遅れを取り戻せましたよ。
ズルして、テストの点数だけ良くしても何にもならないことを教わったエピソードです。(笑)

笹竹さん

「目上の人に従うこと」「人を敬うこと」「人にやさしくすること」「自分の命は
大切にすること」人にも自分にも厳しかった父から教わったこと。今どれくらい守れてるかなぁ…。「何も残さず食べること」「約束したことは必ず守ること」「嫌な時は無理しないこと」いつも優しかった母から教わったこと。全部できるといい人間になれるのかなぁ。結局、素晴らしい学びも自分次第。未だにちゃんとお箸が使えずにいる初老のわたくしです。(笑)

となりのきぬちゃん

うちのおばあちゃんは、なんでも自分で作る人でした。お味噌、梅酒や梅干しは毎年大量に作っていて、子どもの頃、いつもお手伝いをしていました。面倒だなあと思うこともありましたが、おばあちゃんが作るものは、どれもこれも美味しくて、出来上がったのを食べるのがすごく楽しみでした。
実家を離れ、一人暮らしを始めたとき、市販されているお味噌を使い、味が全然違うことに驚きました。一人暮らしの寂しさもあってか、「これじゃない…」と泣きながら飲んだなあ。
もうおばあちゃんは居なくて、作り方を知っている人は誰も居ません。子どもの時、お手伝いするだけじゃなくて、きちんと教わっておけば良かったと心底思います。

新居浜のバツ一さん

私の学びの場は、今にして思えばTVやラジオだったかも知れません。学校では教えてくれない世の中のこと。そしてちょっぴり背伸びした大人のこと。元々友達が少なかったことも手伝って、ブラウン管やイヤホンの中から沢山のことを教わったと思います。
中でも、時々出てくる芸術家や職人さんたち。いつも見ながら「人間ってほんとに凄い生き物だなぁ」といつも感心させられます。同時に、自分にも何か出来るかも…という、微かな希望を与えてくれます。
今、この年になって、あのころ見聞きしたあの人たちのように、誰かに感動を伝えられる大人になれたのかなぁ…と、ふと思ってみたりもします。

真水の妖精さん

母は編み物が得意で、私も母に習って色んなものを編んでいました。
小学生の4年生頃だったかなぁ。担任の先生が休み時間に編み物をしていて母とは違う編み方だったので、側で見ていました。すると、「ちょっとやってみる?」と言われ、新しい毛糸とかぎ針を渡された私は、いつもの調子で編み始めました。で、いつの間にか私が先生に編み方を教えることになり一緒に小さな靴下やミトン、帽子などをたくさん作りました。
先生はその後産休に入り、それまで編んでいたのが赤ちゃんのためだと知り、すごく嬉しかったのを覚えています。冬、編み物をするときにいつも思い出す、私の嬉しい記憶です。

渚のハルマキーさん

うちは、3人兄弟。私は末っ子で少し年が離れていたおかげで、兄、姉から学ぶことは多かったと思います。兄からは音楽を教えて貰ったし、姉からは学校の勉強や、遊びのあれこれ、そして母の機嫌と取り方。近頃になってその頃の話をすると「そんなこと教えたっけ?」と言って笑われますが、はい。確かに教わりました。そして、役に立ったことも随分あったと感謝してます。

メンタルはうすさん

子どもの頃、漢字が読めるようになって、本や新聞が読めるようになりました。本や新聞が読めると、自分の知らないことがたくさんあって、もう夢中になったものです。自分の世界がどんどん広がる気がして、楽しくてしょうがありませんでした。気がつくともういい大人になってしまいましたが、まだまだ知りたいこといっぱいあります。というか、未だ知らないことが多すぎると驚くばかりです。これを学ぶと言うのか分かりませんし、知った事が何かの役に立つのかも分りませんが、私にとってはそれは重要ではありません。知らないことがあるまま死んでしまうのは勿体ないと思っているので。

《番組にお寄せいただいた感想》
あんぶん姫さん:主婦が外で計算するといえば割引き計算だけかも それさえできれば^^
後藤道則さん:
音読した方が記憶に残りやすいというのはあるよね。確かうん年前に危険物乙4を受ける時に、ブツブツとところ構わず音読してた記憶。ただ、試験の時は覚えてたけど、今は大半頭に残ってない…。とりあえず、「そんなブツブツ言ってたら、不審者っぽいよ」「大丈夫、既に不審者だから」って会話を笑いながらした記憶はある。誰とかは忘れたけど。
直せというのであれば、「原因を」出さない事にはどうにもならないと思うのだけど、それを言い訳と言われてしまうと…というのは、確かにある。
それゆけ!とぼきちさん:学んで悪いことは無い…かな?反面教師ということもあるし^^

お届けした曲

番組テーマ曲:カネコアヤノ「布と皮膚」
エンディング曲:ちさ&ぷるんとろん合唱団「オムライスのうた」

・Nirvana「All Apologies」
・やくしまるえつこ「やじるし」
・天才バンド「寿限無」
・伊集加代子「おしえて」
・森山直太朗「生きとし生ける物へ」
・スガ シカオ「Progress」
・Half Time Old「アウトフォーカス」
・カネコアヤノ「こころとことば」
・モノノアワレ「言葉がなかったら」
・ROTH BART BARON「JUMP」
・斉藤和義「それから」
・GLIM SPANKY「美しい棘」

予告編:テーマ「ミステリー」

・火曜サスペンス劇場 フラッシュバックテーマ
・岩崎宏美「聖母たちのララバイ」
・Gメン’75のテーマ


番組ではココロの声を募集しています
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