第75回目・2月12日「ミステリー」

Hello! NEW 新居浜FM78.0で放送中の「ココロ音ラジオ和音」
この番組は皆さまからお寄せいただいた「子どもの声」と「大人の思い」を「和音」にしてお届けします。
進行・プレゼンター 山本清文 ディレクター・乗松佳洲彦

テーマ「ミステリー

どもの頃感じた「あれなんだ?」なエピソードをお寄せいただきました。

新居浜のバツいちさん

子どもの頃、何度行っても迷う道がありました。確か赤いポストのあるところを右に曲がると家に帰れるハズなのに、いつも違う道へ出てしまいます。小学校低学年の頃のこと。そこを通れば近道なんだけど、何度かチャレンジしてダメだったので、それからその小道は通らなくなりました。それから何十年すっかり忘れてましたが、今なら行っても迷わないのかなぁ?

あんぶん姫さん

子供の頃、松山の百貨店に行くと、平日なのに男の人がいっぱい居ました。
「なんで?普通の日にこんなに男の人がおるん?」
父さんみたいに男の人は、日曜日だけがお休みだと思っていた私にはミステリーでしかありませんでした。

それゆけ!とぼきちさん

わたしが幼稚園の頃、ご近所の大きな家におばあさんが住んでいました。小柄で、いつも竹製の四角い乳母車を、頭を下げて道を見ながら押していました。そのおばあさんがミステリーなんです!わたしが視線をはずした瞬間、もうそこにはいないのです。移動が早いのです!そのことは、私だけでなく、母も知っていて、「ああ、飛行機ばあさんね(笑)」と軽く笑いながら、ニックネームまで教えてくれました。飛行機?!車より早いのか!?(笑)
これは、ご近所では有名だったらしく、同級生は、「いや、あのおばあさんはジェット機ばあさんよ!!あの速さは飛行機より速い!」と熱弁していたのを思い出しました。それは元気なおばあさんでした(笑)

ひょうえもんさん

変わらない人
その人は、僕より5歳年上。初めて会ったのがその人が27歳の時。同じ27歳の人とは比べ物にならない、顔も言動もチョーおっさんだった。実際にその人の周りは、僕の父と同い年の人たちが取り巻いていて、しかも全員がタメ口で話してるので、誰が見ても同級生のおっさんたちだった。
現在、その人は62歳になられたが、その頃と全く変わっていない。その人の高校の時の写真を見たが、今と全く同じだった。

身の上陽水さん

中学の時、自転車で町に出かけて盗まれた。その翌日のこと、3軒隣の家の前に自転車が戻っていた。
20才の頃、カメラバッグが車から無くたっていた…らしい。というのも、警察から電話が掛ってきて知った。「お宅カメラとか無くなってないですか?」ずっと車に乗せっぱだったので気づいていなくて、見てみると確かにない。「こんなカメラでこんな道具入ってて…」と説明すると、「こちらに届け出がありました」と言われて戻ってきた。確かに、ただ、「そんな吞気な人おる?」って話ではありますが、本人としては「不思議なこともあるもんだ」というのが率直な感想であります。

真水の妖精さん

子どもの頃、母はいつ寝ているのだろうか?と思ったことがあります。朝は一番に起きて家族のお弁当を作り、その後働きに行って、夜もいつ頃寝てるのかわかりません。ある夜、トイレに行きたくて目が覚めた時、母は居間でミシンをかけていました。どうして夜中にやってるのだろう…と不思議に思いましたが、なんとなく聞いちゃいけない気がして黙っていました。
今、自分が母となってわかったのは、家族が寝た後にしか好きなことをする時間が取れないということ。
今は夜中に一人、好きな映画を観てると
「この時間しかないんだよね」と、心の中で母に話しかけている私です。

兵庫五国の北条早雲さん

私がずっと不思議に思っていること。それは遺跡です。遺跡の伝説は何十年、いや何百年も何千年も前から伝わるものがありますよね。今は、電柱のそばにあって江戸時代から存在する岩とか。しかも一度も動かされていない。この先も、ずっとその場所にあるのかなぁ。

セレンさん

小学低学年の時、高熱にうなされて目を開けると、天井の木目が目の前にあって驚いた。恐る恐る下を見ると寝ている私がいた。
そのまま離れていたらどうなっていたのか。
そして何より怖いのは、大人になってから兄との話の中で兄も同じ体験をしていたことだった。あのままどこかへ飛んでいったら、その場で天国へ行っていたと、大人になってから知りました。兄も、飛んでいくのはやばいと、子供ながらに思ったそうです
幽体離脱体験も遺伝子が関係あるんですかね??(笑)

アダムスメファミリーさん

ちっちゃいころ、私のおへそはポコッと飛び出ていました。いわゆる、でべそというやつです。ある日雷が鳴って「ヘソ隠さな雷に取られるぞ!」と父に言われ、手で一生懸命おへそを押さえていました。そのせいか大きくなるにつれ、おへそがヒューっと引っ込んでいったのです。引っ込むのはいいのですが、今度は消えてなくなるのではと心配になりました。お風呂に入った時、両親のお腹を見ると小さな窪みがありました。その窪みの周りにお肉が盛り上がりおへそが見当たりません。
「あーおへそがなくなってる!」「ん?ちゃんとこの奥にのけとんよ。雷に取られんようにな。隠しとるんよ。」「へーそうなんだ」と私は納得しました。ただ、お腹に肉をつけてまで隠すのは嫌だなーと思っていたのですが今では、私のおへそも徐々にお肉に隠されるようになりました。

キメツの八重歯さん

昔、おばあちゃんがうちに遊びきにた時のことです。「このかぼちゃ、美味しいねぇ」と言って、台所へ行き、流しの三角コーナーに捨てられたかぼちゃの種を拾い、丁寧に洗い始めたのです。
「それ、どうするん?」「これ?持って帰って植えるんよ」「え????」
子どもの頃の私は、かぼちゃはリンゴやミカンのように木になると思っていました。桃栗三年柿八年、と本で読んだばかりの頃だったので、じゃあカボチャは何年なんだ???と。思いましたが、それは聞けず仕舞。
「ふ~ん、すごいねえ」とだけ言ったのを覚えています。それから数年間、私のおばあちゃんは「カボチャの木を育てる凄い人」だと思っていました。
自分の家の畑で、母がカボチャを収穫しているのを見るまでは…

釜じいさん

今なら医者の診断が下る話ですが、子どもの頃からよく忘れ物をしてたんです。怒られるのが嫌で、ちゃんと準備して登校すると、何か忘れている。いや、本当に気をつかって注意してたんです。これは、なにかの星の元に生まれたせいじゃないかと思うほど不思議な体験です。昔話風にいえば、きつねにつままれた…みたいな。そんな話じゃないかと思うのです。

となりのきぬちゃんさん

私が今使っている包丁は、うちの父方のばあちゃんが使っていたもの。私が結婚をする時に譲り受けたのですが、これが良く切れる。勿論時々は研ぎながら使ってはいますが、今TVショッピングとかで紹介されているものとは比べ物になりません。これ、凄い名人が作ったのかなぁ。昔から刀には魂が宿るとか言われていますが、大切に使ってこれはうちの娘に譲ってやろうと思っています。

メンタルはうすさん

私は、学校の授業では理科が大好きでした。もう今で言ったらどの話も実験も手品を見てるようなもので、謎がひとつひとつ解かれていく感じが好きだったんだと思います。それが原因か、今でもミステリーものが大好きで、TVや映画の犯人探しはワクワクします。(笑)中でも刑事コロンボを観た時、最初に犯人出てくるじゃないですか。「え?最初にバラすの?」と驚きましたが、その後の謎解きが面白いこと面白いこと。私のハマったドラマです。人間関係のミステリーもさることながら、やはり世の中の不思議には敵いません。磁石のプラスとプラスが反発しあってくっつかない事は知ってますがなぜ?そうなるのかについてはまだ分らないのです。この地球にだけ生物が居るのも不思議です。本当に宇宙はあるのか?とか(笑)考え出すと夜も眠れません。

渚のハルマキーさん

子どもの頃は、何みても驚いたりビックリしたりしてたと思います。最初に不思議だったのは、レコードかなぁ。何でもない溝を針がなぞるだけで、あんなに色々な音が出てくる。それは未だにどーなってるのかなぁと謎。今の子が、スマホを当たり前のように使ってますが、あんなもの昔あったら不思議でしょうがなかったでしょう。僕たちがTVやラジオに夢中になったのも同じ思いだったかも知れませんね。人間関係でいえば、高校を卒業して初めてお付き合いした女性に突然何の前触れもなく振られてしまったこと。未だ謎ですが…これに関してはまた次の機会にお話したいと思います。(笑)

牧場むすめさん

中学生の頃かなぁ、毎回ではないけども、部活で空腹な帰り道「カレーが食べたいなぁ」とか思いながら帰ると、カレーの匂いがしてる。なんて事が何度もあって、母のことを魔法使いか?と思って「え?何でわかったん?」って聞くと、「あんたのことは何でも知っとらいね」って言われて「ふーん…」と言ってましたが、大学で家を離れて一人暮らしを始めた時に、なかなか友達も出来ず、3か月も経たずホームシックにかかってた時のこと、母が突然訪ねてきました。
「どしたん急に?」と聞くと「何となく顔がみたかったんよ」って言われて思わず大泣きしたのを覚えています。母は偉大だと思いつつ、やっぱり魔法使いだったのかも知れないと…未だ密かに思っています。

笹竹さん

子どもの頃から「何で勉強せないかんの?」「何であいさつせないかんの?」「何で残さず食べないかんの?」そらもう、何で?何で?が毎日の日課のように過ごしていたんじゃないかなぁ。私の、その「何で?」にちゃんと応えてくれた人はおったんかなぁ。そこそこ適当なこと言われた気もするけど、あの頃腑に落ちなかった疑問も流石に半世紀も生きてくると何となく分かるようになってきた。でも、今思うとその「何で?何で?」が面白かったんだと思います。

《番組にお寄せいただいた感想》
それゆけ!とぼきちさん:皆さんの懐かしいミステリー、ほっこり笑顔で聴いています(〃’▽’〃)
あんぶん姫さん:同窓会でみんな変わらんよねーって言よっても送られてきた写真みたらたまげるよ。あと、いまだにFAXはなぞ!
後藤道則さん:仕事とかで、「xxヨシッ」って確認をするのだけども、改めて振り返ると全然ヨシじゃなかったりすることもある。まあ、そんなもんだと思ってる。何故?って思う事に対して確認するあるのだけど、説明を読んで納得しても「これ誰かに説明するとしたら面倒だ…」と思った事はだいたい面倒だと思った事以外さっぱり忘れている。どうやったら簡単に伝わるか考えるのか、考えるのが覚えるために大切と毎回思うのだけど、面倒(ループ

ゲストインタビュー

写真家:松本紀生さん

ご自身の活動のこと、子どもの頃のことをお話しいただきました。

松本 紀生(まつもと のりお)
1972年愛媛県松山市生まれ。写真家。立命館大学在学中に写真家になることを志す。
同校中退後アラスカ大学へ編入、のち卒業。キャンプや撮影の技術は渡米後に独学で習得し現在では年の約半分をアラスカで過ごす。
夏季は北極圏や無人島、冬季は氷河の上に自作するかまくらでひとりで生活をしながら動物や風景、オーロラの撮影に専念する。(松本紀生さん公式HP掲載のプロフィールより)

松本紀生さん「アラスカフォトライブ」イベント情報
2023年3月25日(土)
写真絵本「つながるいのち」出版記念〜星空ナイト〜
場所:松山市城山公園やすらぎ広場
時間:19:00〜20:00(18:00開場)
料金:入場無料(申込不要 小雨決行)
問合:089-943-7193(教育出版四国支社)
*サイン会あり *駐車場なし

2023年3月29日(水)
写真絵本「つながるいのち」出版記念〜宵の美ナイト〜
場所:松山市民会館中ホール
時間:18:30〜20:30(18:00開場)
料金:2,000円(全席指定)


お届けした曲

番組テーマ曲:カネコアヤノ「布と皮膚」
エンディング曲:ちさ&ぷるんとろん合唱団「オムライスのうた」

・スーパーバタードッグ「嫌な磁場」
・奇妙礼太郎「きになる」
・手嶌葵「ミス・ライムの推理」
・Holly Cole「Heatwave」「Alison」
・井上陽水「手引きのようなもの」
・森山直太朗「坂の途中の病院」
・MONO NO AWARE「新人類」
・くるり「ポケットの中」
・サニーデイサービス「魔法」
・ハンバートハンバート「私のマサラ」

予告編:テーマ「蒸し返したいこと」

・山崎まさよし「One more time,One more chance」
・高橋洋子「魂のルフラン」


番組ではココロの声を募集しています
  • お子さんの笑い声、歌、お話など、ボイスメールにてお寄せください。動画でもご投稿いただけます。(こちらで音声のみを抜き出します)
  • あなたの子どもの頃、一番しあわせだった時の思い出を、メールまたはボイスメールでお寄せください。あまずっぱい初恋の思い出も募集中!


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