第27回目・4月11日

2021.04.11
番組ブログ

Hello! NEW 新居浜FM78.0で放送中の「ココロ音ラジオ和音」
この番組は皆さまからお寄せいただいた「子どもの声」と「大人の思い」を「和音」にしてお届けします。
進行・プレゼンター　山本清文

子どもの頃の最愛の友だち

たけきちさん

子どもの頃…時々は友達や近所のお兄ちゃんと遊んだりしてたけど、一番長く一緒に遊んだのは、僕の場合、机の中の消しゴム。空も飛べるし海にも潜れた。なんでもできた。戦う相手もいたけど、やっつけた後いつも仲直りできた。今、あんなに高く飛べるかなあ。

Coppernaさん

かぎっ子だった私の帰りを待ってくれていたのは、白い雑種犬の「ペス」でした。鍵もかけてないお勝手の引き戸からランドセルを放り投げた後、ペスと近くの河川敷に行って、つくしや田しっぽをとって、夕焼けが赤くなるまで外で遊んだものでした。

きょんちゃん

一人っ子の私は常に妄想の日々。頭の中にある物語を絵にして絵本を作ったり、外では花を採ったり、何時間も虫の観察をしたり、あとテッシュでよく人形を作って遊んでました。今でもお母さんが「あんたようティッシュで上手に人形作りよったねぇ」と褒めてくれるほどのクオリティだったようです。髪の毛も服も全部ティッシュ。何体も何体もありました。私がお母さんなら「こんなにティッシュ使って勿体ない」って言ってしまいそうですが、何も言わずに、それどころか褒めてくれる。だからこそ私の妄想工作が止まらなかったのかも！

ブラック大佐さん

一人で「ごっこ」遊びをするのが一番好きでした。紙切れに名前を書いて家族を作って、その紙を動かしていました。それが今、好きなことに繋がっているのかな？

それゆけ！とぼきちさん

昔は、家で本を読んでいると「外で遊びー！」と追い出されていました。学校より近い天神さんで石蹴りとかしていましたが、天神さんはいじめっ子の溜まり場なので居ない時間に遊んでいました。いじめっ子が来ると仕方なく帰りました。神輿が納められているのを恐る恐る覗き見したことを思い出しました。

ネロさん

僕自身、随分遅い子育てデビューですが、子どもを見ていると毎日何かを発見します。昨日は立ち上がるのがやっとだったのに今日はバランス取って立っている！親は毎日劣化しているのに、子どもは毎日進化している。和音が始まった頃はまだ赤ちゃんだったけど、今では「子ども」になったような気がします。

声の出演

子ども：てらださらさん

お届けした曲

番組イメージソング：野木青依「ちがうほし」
番組テーマ曲：カネコアヤノ「布と皮膚」
エンディング曲：ちさ&ぷるんとろん合唱団「オムライスのうた」

・斉藤和義「Boy」
・ふくろうず「エバー・グリーン」
・ザ・ビートルズ「Tomething」
・グラハム・セントラル・ステーション「is It Love」
・カネコアヤノ「抱擁」
・キセル「君を待つ間」
・カネコアヤノ「ホームシックナイト・ホームシックブルース」
・椎名純平with椎名林檎「この世の限り」

ゲストインタビュー

小説・ショートショート作家　田丸雅智さん

現在の活動のことや思い、子どもの頃のことや家族との思い出をたっぷりお聞きしました。ぜひポッドキャストでお聞きください。

田丸雅智（たまるまさとも）
1987年、愛媛県生まれ。東京大学工学部、同大学院工学系研究科卒。2011年、『物語のルミナリエ』に「桜」が掲載され作家デビュー。12年、樹立社ショートショートコンテストで「海酒」が最優秀賞受賞。「海酒」は、ピース・又吉直樹氏主演により短編映画化され、カンヌ国際映画祭などで上映された。坊っちゃん文学賞などにおいて審査員長を務め、また、全国各地でショートショートの書き方講座を開催するなど、現代ショートショートの旗手として幅広く活動している。書き方講座の内容は、2020年度から使用される小学４年生の国語教科書（教育出版）に採用。17年には400字作品の投稿サイト「ショートショートガーデン」を立ち上げ、さらなる普及に努めている。著書に『海色の壜』『おとぎカンパニー』など多数。メディア出演に情熱大陸、SWITCHインタビュー達人達など多数。
公式HP「海のかけら」はこちら

虎一郎さん
（あいテレビで放送された田丸雅智さん書下ろしの「予土のみじかな物語」のご感想をいただきました）
その短い中でのストーリー、ほんのちょこっとの時間だけどドラマがあり、またそれぞれの人が受けて感じることは様々。面白かった！また第２段とかやって欲しい！

20210411・予土線の風景
（写真提供：虎一郎さん）