Hello! NEW 新居浜FM78.0で放送中の「ココロ音ラジオ和音」
この番組は皆さまからお寄せいただいた「子どもの声」と「大人の思い」を「和音」にしてお届けします。
進行・プレゼンター 山本清文
テーマ「偉い!」
今思い返してみたら「子どもの頃のあの時の自分、あれは偉かったなぁ」と思うエピソードをお寄せいただきました。幼い頃、人知れず自分なりに頑張ってたことを思い出し、自分で自分を褒めてあげる60分となりました。
あの頃の自分は偉かった!
牧場むすめさん
若い頃は随分やんちゃもしたし、その分親にも迷惑掛けました。母が学校に呼び出されることも再々あったと思います。でもそんな私をずっと見守り続けてくれた母には感謝しかありません。今は私が親となり子育て奮闘中です。
あんな偉い親に、私なれるかなぁ…。
ちびうささん
子どもの頃はいつも、通知表に「引っ込み思案で人より一歩前に出る努力を」と書かれてた自分。
勉強も運動も、三つ上の姉の足元にも及ばない。そんな自分でしたが、子供ながらに〝人は人、自分は自分 ” と割り切った。
あの頃の私に「偉い!」と言ってあげたい。
キメツの八重歯さん
振り返ってみると、高校の部活。あれは今思い出してもよぉ頑張った。あれを青春というのでしょう。あんなに頑張ることって一生に何度かだけでしょうから、私の中ではキラキラした勲章のような思い出です。
大会で優勝目指すことも、メンバーと団結することも、我慢することも、達成感も。全部あのころ経験できたと思います。
うちの子にもあの感動はぜひ味わって貰いたいと思ってますが、何か目指すものが見つかればいいなぁと願うばかりです。
今子育て頑張れてるのもあの経験があったからかなぁ。昔のことはと もかく、今の自分を褒めてあげたい!
身の上陽水さん
幼稚園の時、年長組みになると「お兄ちゃんになんなさい」といって、何をやっても大人扱いされた記憶があります。そのせいか、小学校に入った時、校長先生初めクラスの先生も全員が自分のことを随分と子ども扱いしてきた。その時は「子ども扱いすんなや!」って妙にイラついたのを覚えています。今考えてみれば、確かにそのコミュニティでは一番下なわけだし、ごく自然な対応だったのでしょう。でも、だからか、必死で背伸びしてちゃんとしてやろうっ て思っていたと思います。回りの空気に流されなかったのはそれはそれで偉かったのかな?と。
とろろさん
子どもの頃、うちのじいちゃんに教わった乾布摩擦。当時はひょえぇぇぇ!と 思ってたけど、これが慣れてくると気持ち良い。未だ毎朝のルーティンになっている。大人になるまで滅多に風邪ひかなかったのもじいちゃんのお陰だと 思っています。でも、習慣になったこととはいえ、客観的にみてこれ、偉くない?
美園(みその)さん
うちの母は、とても物持ちが良くて、小学校のころから「明日雑巾持ってきなさい」と言われたというと、「はい。」とタンスから出てくる。「あれ欲しい」というと「はい」と言って何でも出てきた。
今考えるととっても不思議。うちは質屋でもないし、ましてやデパートでもないのに、ドラえもんのポケットでも持って たんかな?私が必要とするものを先周りして作ってたとしか思えない。偉いというか、とってもスゴイ母でした。
あんぶん姫さん
小学2年生の3学期。学級委員だった私は、毎朝職員室に行って黒板に欠席の人数を書くお仕事があったんですが、ある日、職員室で担任の先生や教頭先生 から「毎朝偉いねー」と言われた。私偉いのか?自分の仕事をしてるだけなの に褒められるんだ。とそれが不思議で今でもずっと覚えています。
もう一つ… 高校の時、完全に遅刻するなと思ったので、一度近くのおばちゃんちに寄ってから、2時間目に登校しました。これはどうですか?(笑)
それゆけ!とぼきちさん
わたしが小学生の時、父親の誕生日だったか父の日だったか、生まれて初めて、ふと何かプレゼントをしよう考えました。が、財布にはわずかな小銭しかなく、お父さんの好きなお酒は買えません。なのでいつも吸っているたばこを買いに行きました。「わかば」というたばこで当時60円。たばこ屋のおばあさんはお使いと思ったでしょうね(笑) 何かで包むとかの知恵もなく「これ…」と言って渡しました。すると、それを見ていた母親が「いつも置いとるとこから持って来たんじゃ ないん?」と笑いながら言いました。
「違う!!」と言ってもなかなか信じてもらえず、「たばこ屋のおばあさんに聞いたらわかるよ」と言うと信じてもらえましたが、子どもながら傷ついた思い出です(笑)
サンダルチアさん
今は聞き分けのいい大人とは言えないかもしれませんが、子どもの頃は偉かっ たと思いますよ。3人兄弟で男一人というのもあったかもしれませんが、家の手伝いはけっこうやってました。
兄弟それぞれ担当があって、僕は風呂焚き。毎日夕方になると、風呂のかまどに水を溜めて下から木をくべてちょうどいいお湯になるまでジッと見張りをするのです。でも、その木が燃える火を見てるのって好きだったんですよねぇ。今は蛇口ひねるとダッとお湯が出て、どんだけ便利になったんや…と思いますが、何とも風情がなくなりましたねぇ。
つぶみかんさん
思い出すこともなくなった子どもの頃の記憶。なんだかむずがゆい気がしますが、少しづつ自分を振り返るいい時間になっています。子どもの頃偉かったことなんて何ひとつ自分にはないと思っていましたが、ひとつだけ思い出しまし た。
小学校のころ一度だけ絵のコンクールで優秀賞貰ったことがあって、その時両親が本当に嬉しそうに褒めてくれたことがあります。親に褒めて貰うことなんて余りなかったので、その顔をみたとき、とても嬉しかったのを覚えてい ます。
それからかなぁ。誰かが喜ぶ顔をみたくて頑張ることが多いのかもしれません。ひとつだけ言えるのは、あの時天狗にならなかった私は偉かったのかもしれない。
白馬銅子(はくばどうこ)さん
古いアルバムの中に、ばあちゃんの膝の上で手をたたいている幼い私がいる。
かすかな記憶のばあちゃんの声
「いい子になって白馬に乗るん?悪い子になって赤馬に乗るん?」
「しろうまにのる!」
白馬童子を見ながら、ばあちゃんが「えらい!えらい!」と手をたたいてくれた。
真水の妖精さん
学校でクラスメイトの持ち物がなくなった事があった。たまたま同じ物を持っていた私が疑われた。先生がちゃんと調べてくれたお陰で、表向きは私への疑いは晴れたかに見えました。でも、その後も疑われたまま陰口を叩かれ本当に辛かった。
その数ヶ月後、その時と同じようなことが起こりました。今度は別 の子が疑われ、その子も同じように陰口を叩かれたのです。あの時、その輪の中に入れば、私への風当たりは弱くなったと思います。
でも、他の子と一緒に陰口を叩かなかったこと、一番辛かった時も学校を休まなかった私は偉かったと思います。今でも褒めてあげたい。
タラの芽さん
偉かったといえばやっぱりアレでしょう。小学校中学校と皆勤賞でした。自分がなぜそんなに真面目だったか今でも不思議ですが、休むことはなかったです ねぇ。学校が楽しかったのかなぁ…。そんな思ひ出もあまりないのですが(笑)
そう思うと、今なんでこんなへたれな大人になってしまったのかって事の方が よっぽど重大な気がします。もしかしたらあの頃、何も考えず目の前にあるこ とだけに集中していたのかなぁ。観るもの聞くもの全部興味津々だったしなぁ。何も考えないってのが、その場その場ではいっぱい考えてるってことなのかもね。
ときたまごさん
小学3年生の時、担任の先生がデートしてるところに遭遇した。歩いて帰る私に「送ってあげる」と、デート中にも関わらず車で送ってくれました。
4年生の終業式の日。先生が、結婚するため退職するという発表が。それを聞いてクラスは大騒ぎ。
「どんな人?」「何歳?」「カッコいい??」
質問攻めに遭いながらも、ニコニコしてた先生。キレイで優しくて大好きでした。
次の日のこと、先生が結婚相手を連れて家に来て、私にこう言ってくれました。
「あの日のことを誰にも話さずにいてくれてありがとうね。学校には知らせてあったから、知られても大丈夫だったんだけど、大騒ぎになるのを覚悟してたの。あなたが内緒にしてくれてたから、先生は最後までちゃんと先生のお仕事ができました。ありがとう」って。本当に嬉しかった。
お喋りで有名だったあの頃の私。大人の事情を察して偉い!あの日のこと黙ってて「偉い!」
番組へのメッセージ、ありがとうございました!
あすかさん
清文さんのトークと他の方々の投稿を楽しみに、放送を聴きます!今年も放送を楽しみにしています!
セレンさん
こんにちは。2022年もココロを言葉に、言葉を思い出に。思い出を心に…。 頭の中の引き出しを引いてはしまい、しまっては引き出してたくさんの音として伝えていきたいと思います。
軽く受け止めてくださいませ(笑)
声の出演
子ども:あかねちゃん
おとな:とよこさん、まりこさん
ゲストインタビュー
俳優 森本レオさん(後編)
数多くの映画・テレビドラマに出演、また特徴のある穏やかな語り口でナレーターとしても活躍。NHKの人形劇やアニメ、映画の吹き替えなど声優も務めた森本レオさんにお話しいただきました。
森本レオという名前の由来(本名は森本治行)、ラジオパーソナリティー時代の井上陽水さんとのこと、桃太郎の話から歴史のこと、子どもの頃の幸せな記憶を語っていただきました。
お届けした曲
番組テーマ曲:カネコアヤノ「布と皮膚」
エンディング曲:ちさ&ぷるんとろん合唱団「オムライスのうた」
・いつも何度でも 木村弓
・森山直太郎「若者たち」
・One Direction「History」
・真心ブラザーズ「のりこえるの歌」
・井上陽水「傘がない」
・The Beatles「Yellow Submarine」
・カネコアヤノ「抱擁」
・Madonna「Miles Away」
・井上陽水「結詞」
・ヒグチアイ「最初のグー」
・Gorge Harrison「Isn’t it A Pity」
・ROTH BART BARON「鳳と凰」
予告編
・ベートーヴェン「月光」
・マイケル・ブーブレ「Cry Me A River」
番組ではココロの声を募集しています
- お子さんの笑い声、歌、お話など、ボイスメールにてお寄せください。動画でもご投稿いただけます。(こちらで音声のみを抜き出します)
- あなたの子どもの頃、一番しあわせだった時の思い出を、メールまたはボイスメールでお寄せください。あまずっぱい初恋の思い出も募集中!
ご投稿はこちらから
waon@hello78.jp