第70回目・12月4日「ひとり時間」

Hello! NEW 新居浜FM78.0で放送中の「ココロ音ラジオ和音」
この番組は皆さまからお寄せいただいた「子どもの声」と「大人の思い」を「和音」にしてお届けします。
進行・プレゼンター 山本清文 ディレクター・乗松佳洲彦

テーマ「ひとり時間」

子どもの頃の、ひとり時間の過ごし方を思い出していただきました。

未来スコープさん

一人時間。うちは両親共働き家庭だったので、学校から帰るとほぼ一人。ひとりでTV。教育チャンネル。「のっぽさんの出来るかな?」お腹が減ると買い置きしてある袋麺を鍋に入れて作って食べる。寂しいとは一度も思ったことない。どちらかといえばとても至福の時間だったと思う。

あんぶん姫さん

小学校から帰ると、母も働いていたので3つ上の姉が帰ってくるまでよく1人でいました。冬は帰ると制服のままで掘りごたつの中にもぐりこんで顔だけ出して宿題していました。あったかくて気持ちよかったんよねー
今思うと、よおスカートに練炭の火がつかなかったなと思います。

新居浜のバツ一さん

一人時間でいえば、子どもの頃より今の方がずっと多い。(笑)そんなに友達も多くなかったので、仲のいい何人かと遊んでた思い出ばかり。一人だったのは学校の行き帰りのバスの中と、お風呂入るときくらい・・・かな。その時間て、何考えてたんだろ?ひとっつも思い出せない。少なくとも今みたいに、誰かのことでずっと頭がいっぱいってことはなかったかなぁ。^^

笑い孟さん

一人時間ですか?シーンとしてるのが駄目で、若い頃はレコード聞くのは必須でした。当時はアリスとかかぐや姫とか毎日のように聴いてたなぁ。
今では笑っちゃいますが、部屋の壁には白いギター。掛けてたなぁ(笑)
あと、大きな世界地図。小さな座卓にブックスタンド。僕の部屋の窓からは国道が見えるので、ボーっと車が行き交うのを見るもの好きだったなぁ。
今みたいにパソコンとかないので、専ら地図とか本とかで想像を膨らませる。あれはあれで結構楽しかったなぁ。

隣のきぬちゃん

子ども時代の一人時間は、ひたすら空想にふけっていました。机に向かって数時間一点を凝視してる私は、声をかけても振り返らないこともあったらしく、母は病気なんじゃないかと不安に思っていたそうです。
私が結婚の報告をした日の夜、久しぶりに母と一緒に寝ました。なんとなく子どもの頃の話になり、当時のことを聞かれました。
「あれ、何してたん?」「あぁ、頭の中で遊んでた」
真夜中に響き渡る母の大爆笑の声。笑いすぎてお腹が痛いとヒィヒィ言いながら「普通、空想する時って目をつむるでしょ!」と私の肩をバンバン叩く母につられ、私までお腹が痛くなるくらい笑いました。今でも、空想にふける時は目を開けたままなので、完全に一人になれる時間だけにしています。そういう時間、なかなか取れないんですけどね…

身の上陽水さん

うちは3人兄妹。小学校4年までは5軒つながりの長屋住まい。玄関入って2部屋しかなくて、奥の間は食卓。入り口に近い部屋は母が編み物教室やっていて。つまり子ども部屋なんて夢の夢。
でも、その頃押入れを部屋として当てがってくれた。3つ上の姉が上、そして僕が下。それはもう嬉しかったのなんのって、中にちっちゃな電球つけて、壁に色々貼り付けて。押入れの襖を締めるとひとりっきりの世界。襖の向こうでは大人の声が聞こえてる。狭くて暗いくせに頭の中は妄想が広がる・・・みたいな。あの独占欲とか所有感はハンパなかったなぁ・・・。

ひょうえもんさん

子どもの頃、屋根裏部屋が僕の部屋。
中学・高校の頃はそこで勉強なんかせずに、ギターを弾いたり、ラジオの深夜放送を聴いたりしてたなぁ。
あと、とくに一人時間を費やしてたのが漫画!
野球の漫画やヒーローもの、バイクレーサーのものや、いろんなジャンルを描いてたなぁ。
なぜか全てエッチなシーンが盛り込まれてたなぁ(笑)
大人になったある日、その部屋で当時の漫画を見つけて、思わず恥ずかしくなり、全て焼き払った!
今となっては、芸術作品、残しとけばよかったなぁ…(笑)

花こあらさん

進学のため一人暮らしを始めた時のこと。あんなに一人になりたかったのに凄く寂しくて無気力になった時期がありました。友だちと遊ぶ気にもなれず、出かける気にもなれず、ずっと同じ曲ばかり聞いてて・・・今にして思えば「我ながら暗すぎるぜ、自分」とツッコミたくなります。
幸い、その寂しさも数ヶ月で薄れ、一人で過ごす方が好きになりました。そのためか、ここ数年続いたリモートワークは普段より仕事もはかどり楽しく仕事ができたと思います。不安なのは、来年結婚したら、一人時間がほぼなくなってしまうことです。それまではお気楽な一人暮らしを満喫しておこうと思います。

スナフキンさん

一人で自由に行動できたのは、中学くらいからかなぁ。通学の自転車。帰り道の河川敷。日曜日のプラモデル。特に好きだったのは2階の部屋の窓から屋根の上に作ったベランダで、ごろんと寝転ぶあの時間。好きだったなぁ。遠くで電車の音が聞こえてて。
今でこそ、「あと何時間」とか「あと何日」とかって区切りに向かって突っ走ってるけども、多分2~3日休みがあってもあの屋根の上の時間はもう・・・手に入らないかなぁ。

それゆけ!とぼきちさん

双子の妹がいたから、小学生からずっと部屋には二人。いつも一緒だから、一人時間はあまりありませんでした。でも、中学生になると、家族がテレビを観ている間、一人ラジオを聴くようになりました。父親の古いラジオで、雑音混じりでしたが、それはもうわくわくしたものです。歌謡曲より洋楽を聴き始めた頃で、カーペンターズのカレンを男の子だと勘違いしていたのは、良い思い出です(笑)
ラジオを聴く一人時間。これはあの頃からの私の大切な時間です。リクエスト曲:カーペンターズ「Yesterday Once More」

ガッキーさん

小学校4年生くらいまで、学校から帰ると外で良く遊んでいました。家の庭で鉄棒したり、友達とボール投げしたり、自転車に乗ったり。夕暮れ時になり、一緒に遊んでいた友達が帰った後も、私はまだひとりでボール遊びをしています。近くでは中学生や高校生のお姉さん、お兄さんたちも自転車で帰っていくのが見えます。
どんどん暗くなっても、まだ日は沈みきっていない。夕飯もまだできて無さそう。ボールを向かいの納屋の屋根に向かって高く投げ、落ちてくるのを待って拾う。・・・あの屋根を越したい。あと少し、でも届かない。・・・悔しい。
家の庭から里山越しに夕日が沈んで行くのが見える。手前には田んぼと溜池があって、家の裏の竹の葉が風でサラサラ云っている。コウモリが飛んで、遠くで車の音が聞こえる。門の横でうちの犬が両手に顎を乗せてぼんやりしてる。時間が止まったように、ゆっくり流れて、薄暗くなった庭に、私ひとり。いつもと同じ、ありふれた夕暮れ。
「ご飯できたよー」と母が言うまで。投げたボールが見えなくなるまで。
家族でみんなの夕食までの、ほんのひととき。いつもと同じ。

渚のハルマキーさん

学生の頃、親元を離れて一人暮らしをしてました。不思議とホームシックとは無縁。案の定というか友達のたまり場みたいになって、あれは・・・楽しかったなぁ。何を反省するでもなく、明日の計画があるでもなく。この世に天国があるとしたら、こんなんかなぁ・・・と思います。ただ一つ悪さをすることなく過ごせた事が唯一褒められること(笑)まぁ、これも親のすねかじって出来たこと。今にして思えば感謝しかありません。今あの頃の恩返し、出来てるかなぁ。

隅っこすみちゃん

小学校の教室の隅に小さな本棚がありました。昼休み、私はそこで体育座りをして1人で本を読んでいました。本棚に置いてあった本をすべて読み終えると、また同じ本を繰り返し読んでいました。同級生に「あんたよっぽど本が好きなんやねえ、変わっとるわ」と言われ「本が好きで何が悪いん!」と言い返しましたが、さすがに同じ本を何回も読むと飽きてきました。
そんなこともあって、いつのまにか1人でいるのがつまらなくなり、自分から外に出て遊ぶようになりました。すると友達といることが楽しくなり1人の昼休みは終わったのでした。今は・・・あの時以上にひとりの時間を大事にしてるかなぁ。

セレンさん

庭の西端にブロック壁の物置があった。
星飛雄馬の真似事で、その壁相手にピッチング練習。
壁から帰ってくるボールで守備練習。
クリスマス・プレゼントに買ってもらった『ピッチングマシーン』
相手にバッティング練習。母ちゃんが帰ってくるまで夢中できたえていた。

牧場のドンさん

私は、兄弟いたけど、少し年が離れていたので、一人で遊ぶことが多かったと思います。おはじきしたり、絵を描いたり、積み木をしたり。でも、すぐ横でお兄ちゃんの声がしてたりするので寂しくはなかったし、一人で遊ぶのは結構好きだったかも。
少し大きくなってからは家を出て一人暮らししたかったんだけど、学校も地元だったので結局結婚した今に至るまで一人で暮らす経験はなく、未だに「どんなんだろうなぁ・・・一人で暮らすって」という妄想が膨らみます。

《番組にお寄せいただいた感想》
後藤道則さん:車で移動する事が多いから、割と一人になるタイミングは最近の方があるのかも。ただまあ、スマホも見てなくて、運転もなにもしていないボーっとしてるときって、…睡魔にね…
それゆけ!とぼきちさん:一人時間は、成長できる時間…かな?(笑)ラジオと本は、一人が好きになる源です(笑)皆さんのお話、それぞれが懐かしいドラマのよう。夕焼けや風で揺れる木々…小さな子ども…
ひとり時間を楽しめるのは、家族がいてくれてるからだと、しみじみわかる(*^^*)声の出演

子ども:ここねさん

お届けした曲

番組テーマ曲:カネコアヤノ「布と皮膚」
エンディング曲:ちさ&ぷるんとろん合唱団「オムライスのうた」

・Vintage Trouble「Gracefully」
・SUPER SOUL SONICS「My Life」
・Evil and Flowers_Crossmakers Choir
・井上陽水「つめたい部屋の世界地図」
・Gotye「Somebody That I Used To Know」
・キリンジ「竜の子」
・くるり「News」
・斉藤和義「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」
・キイチビール&ザ・ホーリーティッツ「世の中のことわからない」
・井上陽水「もしもあしたが晴れなら」
・ハナレグミ「家族の風景」
・森山直太朗「群青」
・フラワーカンパニーズ「元少年の歌」

予告編:テーマ「風呂のはなし」

ザ・ドリフターズ「いい湯だな」
山下久美子「バスルームから愛をこめて」


番組ではココロの声を募集しています
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