第78回目・3月26日「もしもし」

Hello! NEW 新居浜FM78.0で放送中の「ココロ音ラジオ和音」
この番組は皆さまからお寄せいただいた「子どもの声」と「大人の思い」を「和音」にしてお届けします。
進行・プレゼンター 山本清文 ディレクター・乗松佳洲彦

テーマ「もしもし

子どもの頃の電話にまつわる思い出をお寄せいただきました。

キメツの八重歯さん

子どもの頃の電話かぁ。私の場合は頻繁にかけたり掛かったりは、中学生の頃かなぁ。定位置は階段の3段目。冬にはめちゃ寒かった記憶があります。学校から帰ってきて、また何話すん?って今なら思うけど、当時は何でもないこと友達のりんちゃんとよく話してた。なんか電話で話すほうが顔が見えてないからか、色々本心話せた気がする。で、母ちゃんから「あんた。いつまで話しよるん!もう切りなさい」って怒られた。電話代とか高かったんやろなぁ。ごめんね。かあちゃん。

牧場むすめさん

私には、幼稚園の頃からの幼馴染の男子がいました。別々の高校に進学してからは、学校で会えなくなったので、たまに電話で話していたのですが、次第になんとなく気まずくなっていき、やり取りも途絶えてしまいました。原因は、その子のお母さん。「どういう関係?なんの用事?急ぐようなの?」と、毎回取り調べのように質問されるのです。向こうからかけてきてくれた時も「誰と電話してるの?大事な用事なの?」と電話の向こうで声が聞こえていました。あれさえなければ、今でも仲良くやってたかなあ。今は、元気にしてるかなぁ…。

身の上揚水さん

うちは、商売をしていた関係で、近所でもいち早く電話がついた。で、小学校で名簿を見ると、近所の家の名前のところに、呼という字を○で囲んで、○呼び。うちに電話が掛ってきて「渡部さんお願いします」といって、呼びに行ってたと思います。今ではほんと考えられない連携プレー。誰も文句も言わず、暫くの間ずっとこの方式でやってなぁ。「あんた。沢田さん呼んできて」とか、しょっちゅう言われてた(笑)ほんと…マンガのような世界です。^^

菜の花の里さん

子どもの頃は「電話が長い!」とよく母に叱られてたなぁ。しかし、それでもやめられない長電話。「毎日顔を合わせているのによくそんなに話すことがあるね」と、嫌味を言われること数知れず…。「じゃあね」「うん、じゃあね」からが長くなる。「そっちから先に切ってよ」「じゃぁセーので一緒に切ろう!」と言いながら、お互いが先に電話を切るのを待ってる状態が、1時間は続くのです。なんだろ…、楽しかったな。あの頃。

それゆけ!とぼきちさん

中学か高校生の頃、わが家は黒電話でした。当時保留にする時は、受話器を保留用のオルゴールに載せていました。どこの家もだいたい【乙女の祈り】だったかな?(笑)
それがある日、わが家はかわいい曲に代わったのです!当時、人気アイドルの松本ちえこさんが、バスボンという石鹸のCMに出ていて、そのCMのプレゼント抽選で、保留用オルゴールが当選したんです!ピンクの象の背中に受話器を置くと、当時大ヒットの曲が鳴りました。友達にうらやましがられて、とてもうれしかったのを覚えています!(笑)
リクエスト:松本ちえこさん「恋人試験」お願いします。

大洲のリツローさん

電話の思い出…懐かしいなぁ
うちの電話番号は5番…。黒い電話器の横に、グリグリと回すレバーみたいなやつが付いていて、それをグリグリすると、電話交換手?の所へ繋がって、
「〇〇地区5番から何番へお願いします」と言って繋いでもらってた。市外へかける時は、なかなか時間がかかってたような記憶がある。うちのようなグリグリ電話以外にも、ちゃんとダイヤル式のもあったが、その地域は数軒でまとまり、組合みたいなものを作って電話に加入していて、地域のどこか1軒が話し中だと、その地域全体が話し中になってたと思う(^_^;。
ちなみに、当時、1桁だった電話番号の上に、3桁の同じ番号が付いて、現在の電話番号になっている。

モンテカルロさん

電話の思い出といえば、すごく心配性なうちのおばあちゃん。「8時頃帰ると言ってたのに帰ってこない」と8時ぴったりにソワソワし始め、【息子】のことで頭がいっぱいになっていました。10分もすると、【息子】が行くと言っていた友達の家に電話をしていました。その電話が終わる頃に【息子】は帰ってきて先方に電話をした祖母に「ちょっと時間が過ぎただやろ!」と怒っていました。【息子】42歳。かつて子どもだったオジさんは、祖母にとってはいつまでも子どもなんですね。(笑)

3代目とき玉子さん

あれは小学校低学年ころかなぁ。電話といえば、我が家では、初めて自宅に電話がついた時、毎晩のように電話が鳴るのを、夕飯を食べながら家族5人で待っていた。ジリリリリリ。と電話が鳴ると、一斉に食卓から立ちあがり我先にと玄関口へダッシュ!あれ、どれくらい続いたかなぁ(笑)私が一番に取っても、姉が一番に取っても…結局はとうちゃんが受話器を取って「あー。もしもし」「誰?だれ?」とすぐ横でヒソヒソ云いながら。電話ひとつで、こんな平和な時代もあったんだと、久しぶりに思いだしました。

真水の妖精さん

私が電話に出ると、必ず母と間違われていました。母だと思い込んでる人たちは「ああ◯◯さん?この前言うてたやつなんやけどなぁ〜」とどんどん喋り始めてしまうので、いつも相手が喋ってる最中に、受話器にちょっと手を添えて「お母さん!電話!電話!」と叫んでいました。
ある日、母が電話に出ると「◯◯やけど、お母さんおる?」と言われたそうで逆パターンの間違いもあるのか!と、よく二人で笑っていました。
今にして思えば、母は、これを楽しんでいたのかもしれません。娘と間違われるように、わざとかわいい声を出すとか…

ホームシック女子さん

私は高校を卒業したあと、働きながら専門学校に入学するため親元を離れ寮に入りました。慣れない生活が始まり緊張と不安でいっぱいでした。
3日目の夜、10円玉を握って近くの公衆電話BOXへ行きました。
「もしもし、お母さん?」
「どうしよるん?ご飯食べよる?しんどいことないん?」と
矢継ぎ早に質問してくる母。でも、その母の声がとても懐かしく
思わず「帰りたい…」と言いそうになりました。
涙が込み上げてきて、声を出すと泣いていると思われそうで何を聞かれても「うん。」としか答えれませんでした。
電話の向こうから「おーい、がんばれよ!」と父の声が聞こえてプツっと…電話が切れました。
私は、トボトボ部屋に帰って布団に潜り込みました。
そこの公衆電話BOXは、毎年のように新入りの子が寂しそうに、嬉しそうに電話しているのを見かけていました。

渚のハルマキーさん

学生の頃、家を出た母と話がしたくて、時々電話をしていました。当時、母のアパートには電話がなかったので、母のパート先のお店が閉店した後、私の方からかけなければいけませんでした。母との会話を父に聞かれたくなかったのでいつも小銭をいっぱい持って公衆電話から。互いの近況報告をしたり、父には話したくないことを相談したり、面白かったテレビの話をしたり…。最近は見かけることがなくなった公衆電話ですが、たまに映画などで見かけると、母とのやりとりがふっと蘇ります。

釜じいさん

うちの母は、あの頃電話の受話口につける、なんて名前か知らないんだけど「口臭防止?」「雑菌防御?」のような器具を取り付ける仕事をしてました。
各家を周って、「…これつけませんか?」というたぶんNTT関連の仕事だったと思います。で、当然うちにも付いていて、新しいのを付けた時にはけっこういい匂いがしてたのを思い出します。(笑)こんなの知ってる人居るのかなぁ。で、電話といえば、私は大の苦手。噛んだりどもったりしてるうちになんとなぁく話が終わる。今でも、電話の呼び出し音が鳴ると「ドキ!」とするのは当時のなごりかなぁ。

ぱぴこさん

私は、両親が結構厳しかったので、部屋に子機が付くまでは専ら公衆電話で電話することが多かったです。家から少し行った所の通り沿いにある緑の電話。当然お金がドンドン落ちていくので、長電話は無理です。なので、部屋に子機が付いた時はほんと嬉しかった。夜中にふとん被って彼と話すほんの少しの時間が幸せでした。ふふふ。そう。そんな時代もあったのだ。(笑)

《番組にお寄せいただいた感想》
あんぶん姫さん:昔は大阪に電話するのに夜8時から安くなるので8時まで待って電話してましたよ。そうそう、子供の頃はお店にしか電話がなくてかかってきたら「〇〇ちゃん電話よー」って放送してくれてました。携帯がない時、職場に付き合っている彼や彼女から電話がかかってきていたので職場の人の付き合っていた人の名前は全部知ってましたよ笑。前にさんまさんがあの頃携帯電話があったら結婚する相手も違ってたかもしれんなあって言ってたけどたしかにそうかもしれん。
それゆけ!とぼきちさん:昔は呼び出しがありましたね。うちも電話が無い時は、呼び出しで、近くの母のいとこのあの三宅商店でした(笑)昔は、電話はどこの家も玄関にありました。電話を借りに来る人が多かったからでしょうね(笑)受話器の防臭装置?ありましたね!電話の座布団、受話器のカバーありました(笑)
後藤道則さん:電話の通話自体が苦手だったので、電話の思い出というと、通話というよりは、草の根BBSとかインターネットのダイヤルアップ接続で回線を占有して電話が使えないとか、電話代が…とか。テレホーダイが始まって後者は落ち着いたけど、今じゃ考えられないよね…。あ、一度接続先電話番号を間違えて、モデムから「もしもし」と聞こえたので慌てて受話器をとって「すいません間違えてました」って話した記憶は回数はそんなに多くないけど覚えてる… 若い頃というと、電話に出ると声を高めにしてしまう癖があったので、セールスの電話で「お嬢様ですか?」とか、「奥様ですか?」ときかれた事はあったかと。多少伝わる周波数が狭いとはいっても、端で聞く分には当時でもおっさんの高い声だったと思うんだけどな。10代の頃は別にして。 公衆電話で家にちょっとした連絡をしようとして財布を開いたら100円玉しかないとかいう時の絶望感はなんとなく覚えてる。お釣りでないんだよね…ただ他の代替手段がないので、しょうがないから、その100円玉入れたら、思いのほか話がシンプルに終わってさ…余計に。

お届けした曲

番組テーマ曲:カネコアヤノ「布と皮膚」
エンディング曲:ちさ&ぷるんとろん合唱団「オムライスのうた」

・GONTITI「TENNESSEE WALTZ」
・井上陽水 「Pi Po Pa」
・Beatles「Come Together」
・小島麻由美「おしゃべり!おしゃべり!」
・松本ちえこ「恋人試験」
・ヘクとパスカル「fish in the pool」
・ダニエル・パウター「恋のキューピッド」
・ふくろうず「テレフォン No1」
・手嶌葵「明日への手紙」
・ヒグチアイ「まっすぐ」
・アン・サリー「はなのような人」
・The Beatles「Let it be」
・ヘクとパスカル「風が吹いている」

予告編:テーマ「優しい」

・森山直太朗「本当の優しさ」
・荒井由実「やさしさに包まれたなら」


番組ではココロの声を募集しています
  • お子さんの笑い声、歌、お話など、ボイスメールにてお寄せください。動画でもご投稿いただけます。(こちらで音声のみを抜き出します)
  • あなたの子どもの頃、一番しあわせだった時の思い出を、メールまたはボイスメールでお寄せください。あまずっぱい初恋の思い出も募集中!


ご投稿はこちらから
waon@hello78.jp

ツイッターでの投稿もお待ちしています

ハッシュタグ #ココロ音ラジオ でご投稿ください。

PAGE TOP